初心者ぴよ
うーん、うーん
しろくろ
ぴよくん、どうしたの?
初心者ぴよ
それが、今ちょっとした布小物を作っているんだけど、説明書きにある「ぐし縫い」の意味が分からなくって……図を見る限りは基本中の基本「なみ縫い」と同じように見えるんだけど、名称が違うってことはきっと違う縫い方なんだよね?
しろくろ
ああ!そこはちょっと混乱しやすいポイントだよね、じゃあ、今日はぐし縫いについての説明をしようか
初心者ぴよ
お願いします!
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ぐし縫いとなみ縫いの違い
まず簡単に結論を言ってしまえば、洋裁の世界においてはぐし縫いとは目の細かいなみ縫いのことです。
こちらの写真で言うと上がなみ縫い、下がぐし縫い。
洋裁の本などを参考にすると大体3~4ミリの目ならばなみ縫い、2ミリならばぐし縫いと定義している場合が多いです。
初心者ぴよ
なるほど、つまり「ぐし縫いをする」と書かれていたら細かくなみ縫いをすればいいんだね?
しろくろ
そういうこと!だから、刺し始めや刺し終わりもなみ縫いと同じように玉結びと玉止めで大丈夫です!
初心者ぴよ
なんだか思っていたよりあっさりと問題が解決した……
ぐし縫いが必要な状況は?
先程洋裁の世界では……という話をしましたが、和裁の世界ではこのぐし縫いが本縫い、なみ縫いが仮縫いという扱いになります。
しろくろ
つまり、なみ縫いよりもしっかりと縫いたい場合はぐし縫いをする、ということですね。
他には、縫った後にギャザーを寄せる場合もなみ縫いとぐし縫いを比べれば当然ぐし縫いのほうがギャザーが細かくなるので、細かくギャザーを寄せたい場合にも使います。
まとめ
- ぐし縫いとは細かいなみ縫いのこと
- 目の間隔が大体3~4ミリならなみ縫い、2ミリならぐし縫い
- なみ縫いよりしっかり縫いたい場合、細かくギャザーを寄せたい場合に使う!
初心者ぴよ
知ってしまえばすごく単純な話だね!よし、ぼくも続きに取りかかろう!
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