刺し子糸と一概に言っても、一般的な刺繍糸などと比べて太さなどにも幅がある為、どこのお店にも個性があって素敵な糸が多い分、逆になかなか万人の方に絶対にこれがいいよ!とおすすめするのは難しいのが刺し子糸。
ですが、コストパフォーマンスの面においては他の追随を許さない程圧倒的な刺し子糸が存在するのをご存知ですか?
今日はその最強コスパを誇る小鳥屋さんの刺し子糸の魅力、そして勿論一体どれだけコスパが良いのかということを紹介していこうと思います。
安くて量のある刺し子糸を探していた、もしくは小鳥屋さんの糸の存在を知ったものの安すぎて逆に買うには質が不安で手が出せなかったという方は是非この記事を参考にしてみて下さい。
小鳥屋、その驚きの安さと量(m)
まずはごたごたと説明するより単刀直入にデータを出した方が話が早いでしょう。
小鳥屋さんの刺し子糸はなんと単色なら1かせ370mで税込320円。
段染めの染分糸でも細糸なら同じく1かせ370mで税込500円です。
一体これがどれだけ安いのかというと、分かりやすい比較対象を挙げるとするなら100円均一のセリアで売ってる単色の刺し子糸は1かせ40mです。
小鳥屋の刺し子糸の良い点・悪い点
良い点
- 糸の滑りが良い
- 糸端が解れ難い
- そして何より安い!
まず特筆すべきは、糸の滑りが非常に良い点です。全くストレスを感じないほどスルスルっと糸が通ります。
また、糸端も解れ難いと感じるので、総じて初心者さんでも非常に扱いやすい刺し子糸だと思います。
(人によっては)悪い点
- 量が多いが故に、糸巻き機が無いと巻き辛い
小鳥屋さんの糸で唯一困ることがあるとすれば、その量の多さ故に糸巻き機が無いと巻き辛いという点です。
単色の糸なら糸かせの端を切って使う方法でも良いとは思いますが、段染め糸は色を綺麗に出す為には出来れば巻いて順番に使って行きたい場合が多いと思うので、糸巻き機が無いけど段染め糸を購入したい!という場合にはちょっと注意が必要です。
刺し子糸の太さや発色は?
ここまでは糸の滑りや糸端の解れにくさといった刺し子糸としての扱い易さの話をしてきましたが、最後に糸の太さや発色の話をしておこうと思います。
この記事で話題にしている小鳥屋の細口の糸は細口というだけあってやや細め。
発色については一律でこう!といった印象はなく、落ち着いた色は落ち着いているしビビットな色はちゃんとビビット……と言葉にするとあまりにもそのまま過ぎますが、ようするにふり幅が広いと思います。
まとめ
- 小鳥屋の刺し子糸は圧倒的コスパ!
- 欠点がほぼなく初心者でも扱いやすい高品質
- 糸巻き機が無い場合は大容量故に巻き辛さがある