クロスステッチを楽しむ者にとって、季節の行事は張り切りどころ。
特にクリスマスは可愛いデザインの図案も豊富で、毎年何かしらの作品を作っていらっしゃるという方も多いのではないでしょうか。
そんな「今年のクリスマス図案は何にしよう……」なんて探している方に向け、今回は超個人的に超おすすめな立体のクリスマスツリー&オーナメントに特化した「心躍る立体クリスマス刺しゅうパターンとツリー&オーナメント」という図案本を紹介してみたいと思います。
今年は可愛いオーナメントを作りたい探していた方や、立体のクリスマスツリーと聞いて興味が湧いた方、もしくは元からこの本を購入を検討中の方などは是非この記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
Contents
心躍る立体クリスマス刺しゅう パターンとツリー&オーナメント
改めて今回紹介するのは、こちらの心躍る立体クリスマス刺しゅうパターンとツリー&オーナメントという図案本。
内容としては主にオーナメントやクリスマスツリー型の立体パターンと、その立体パターンとイメージを統一した平面パターンが一緒に掲載されている形です。
実際の作例
実際にどれだけ可愛い図案が掲載されているかは説明するよりも見た方が早いと思いますので、まずは私がこの本の図案で作った立体クリスマスツリーやオーナメントの写真をいくつか掲載して紹介します。
クリスマスツリー
クリスマスオーナメント
掲載図案数
16のテーマに対して前述の通り立体図案と平面図案がそれぞれあり、立体図案は1テーマ内に複数あるものもありますので、ざっくり言うと立体図案18+平面図案16で34種。
ただし、実際には平面パターンの方に細かい図案の集合体とも言えるページがあるので、それらを個別に数えるのならもっと多いとも言えます。
必要な道具
基本的なクロスステッチの道具に加えて、立体図案では中に詰める綿が必要になります。また、接着芯や厚紙が必要な図案も多いです。
後はオーナメントの場合に吊り下げる紐やリボンが必要になったり、デザインに合わせた飾りが必要な図案なども多いので、上記の三つ以外はその都度確認して購入していって下さい。
その他、掲載されている糸の色番は全てオリムパス、布はアイーダ14カウントで統一されています。
クロスステッチ以外に使われているステッチ
こちらの本では、クロスステッチ以外にストレートステッチ・バックステッチ・フレンチノットステッチ・ホルベインステッチが図案の中で使用されていることがあります。
ただし、どのステッチについても写真付きで親切に刺し方が掲載されているので、上記の中にわからないステッチのある方でも問題はありません。
仕立ての難易度は?
基本的には巻きかがりで面を合わせて仕立てて行くものが多いので、それらに関しては一度でもビスコーニュなどを作ったことのある方ならまず問題はないと思います。他のやり方で仕立てるものには個別で説明がついています。
ただし、形状によっては少々やりにくいものもあるので、全くの初心者だ!という方については初めは四角や三角といったどの面を合わせるかが分かりやすい形をした物から作った方が良いと思います。
まとめ
- 立体だけでなく平面の図案も同程度掲載
- 綿・接着芯・厚紙に加え、図案によってはリボンや紐、ビーズなども必要
- 図案の糸はオリムパス、布はアイーダ14カウント
- 仕立て難易度にはバラつきがあるので、初心者さんは簡単なものから選ぶと○