図案入りの刺し子ふきんを購入するのも良いですが、沢山ふきん作りを楽しむ場合はやはり自分で晒を用意して1から作っていくのが最終的には安上がり。
でも、本を見ながら自分で製図をするのってやっぱりどうしても面倒くささが否めないんですよね。
ですので、今回はそんなものぐさ人間にとっても製図の煩わしさが一切ない『一枚の図案を透かして上からチャコペンやフリクションペンでなぞって晒に写すだけ』で簡単に花ふきんを制作する準備が済んでしまう図案本をまとめてみました。
製図が面倒だけどもっと色んな図案を刺して楽しみたいと思っている方や、これから初めて晒から刺し子ふきんを作ってみたいと考えている方は、是非ともこの記事を参考にしてみて下さい。
刺し子の花ふきん 実物大図案10
まず最初に紹介したいのが『刺し子の花ふきん 実物大図案10』という本。
「布を重ねてそのまま写せるふきん全体の図案を掲載」と表紙に記載されている通り、こちらの本では切り離すだけでそのまま使える刺し子の花ふきん図案が10点掲載されています。
収録されている図案は全て十字つなぎや麻の葉といった定番の伝統模様ですので、これから新たに刺し子を始めようと考えている初心者の方にも特におすすめの一冊です。
がなはようこの四季の刺し子花ふきん
次に紹介したいのが『がなはようこの四季の刺し子花ふきん』という本。
こちらは73点と豊富な花ふきん図案をベースに、それらを変形させたコースター(本での表記はコースターですが、17×17cmなのでミニふきんと言った方が良いかも知れません)の図案も63点掲載されています。
内容としては七宝つなぎや青海波といった伝統模様の掲載も多少はありますが、基本的にはオリジナルのユニークで可愛らしい図案が多いです。
また、著者のがなはようこさんがホビーラホビーレの刺し子デザインに携わっている方ですので、特にホビーラホビーレの刺し子花ふきんの図案が好きな方は買って損はないと思います。
ただし、こちらの本の場合は写す前に拡大コピー(200%)が必要なので、家にプリンターが無かったり、あっても大きいサイズの用紙に対応出来無い場合はコンビニなどを利用しましょう。
刺し子のふきん 伝統模様と北欧模様
『刺し子のふきん 伝統模様と北欧模様』という本も、やはり200%の拡大コピーは必要ですが、ふきん一枚ぶんの図案が掲載されているのでコピーの後は写すだけです!
図案の中身は本のタイトル通り花刺しや亀甲といった伝統模様が半分の15種類、もう半分がなんといっても北欧模様でこちらも15種類の合計30種類の図案が掲載されています。