クロスステッチを刺し終えた後の洗濯、皆さまはどうしていますか?
今回の記事では洗濯する派の私が、いつも行っている洗濯方法をご紹介します。
刺し終わった後のクロスステッチ作品の洗濯方法がわからない、もしくは、汚れてしまったので洗う方法を探していた、などの方は、是非このやり方を参考にしてみてください。
そもそもなぜ洗濯するの?
クロスステッチ作品は、大作になると完成まで数ヶ月、もしくは数年かかることも珍しいことではありません。
それだけの長い期間触れている作品ですと、どれだけ制作前には手を洗う、綺麗にするということを徹底していたとしても、どうしても細かな汚れは蓄積して行ってしまいます。
なので、完成後の作品というのは、見た目以上に汚れているものだと私は思っています。ですので、仕上げの段階で一度綺麗に洗っておこう、という考え方です。
実際の洗濯の流れ
洗う
手洗いで行います。
まず、大きめのボウルなどに水を張り、中で固形石鹸を溶かします。
その中に刺繍した布を入れます。
あとは5~10分くらい放置してからすすぎ洗いをします。水を代えるときは刺繍部分に直接蛇口からの水が当たらないようにしてください。
乾燥
十分にすすぎ洗いが終わったら、平らな場所に清潔なバスタオルなどを広げて洗い終わった布を置き、優しく包んで抑える形である程度水気を切ってから、平置きで陰干しをします。
洗濯ばさみなどで挟んで干したりすると歪みの原因になってしまいますので平置きが大事です。
追記:現在は管理人も上記で評判が良いと紹介した3COINSの衣類干しネットを使用しています。
仕上げ
まだ微妙に乾ききらないうちに裏から当て布をしてアイロンをかけます。
洗濯の際の注意点
刺繍糸の中には色落ちしてしまうものもあります。見慣れないメーカーの糸が使用されているキットなどの場合は先に余り糸などで色落ちしないか試した方がよいと思います。
また、クロスステッチ用の布ではそうそう無いですが、他の刺繍ではそもそも水洗い不可の布に刺繍するということもあるでしょう。
その場合は、勿論その布などに表記されている通り洗濯はしないでください。
まとめ
- 蓄積した汚れが気になる人は洗濯するべし
- 必ず手洗いで洗う
- 固形石鹸か中性洗剤を使用する
- 揉んだりこすったりしない
- 平干しネットで干すと簡単!
- 仕上げのアイロンは乾ききらないうちに、裏から当て布をして行う
- 不安な場合は先に色落ちしないか確かめる
- そもそも水洗い不可の布の場合はそれに従う