子供から大人まで、誰もが簡単に楽しめる手芸として近年人気のある刺し子。
道具も手芸店に行けば必ず手に入るほどポピュラーかつ、布と針と糸さえあれば出来るので、始めるハードルが低いのも嬉しいですね。
しかし、刺し子の糸は、多くのものが購入時の状態のままでは使えません。(※後述しますが、使えるものも多少あります)
なので、今回の記事ではこの刺し子糸の正しい使い方について紹介していきます。刺し子糸の使い方が分からない方は、是非この記事を参考にして行ってください。
刺し子糸を巻いて使う方法
まず、私が普段やっている方法でおすすめなのが、糸を巻いて使う方法です。
専用の糸巻き機があれば効率が良いのですが、そうでなくても実は案外簡単に手でも巻くことが出来ます。詳しいやり方は別記事に纏めていますので、よければそちらもご覧になってみて下さい。
特に段染め糸の場合は、色を綺麗に出していく為にも糸を順番に使って行けるこちらの方法がおすすめです。
糸かせの一ヶ所を切って束ねておく方法
糸を巻き直すのが面倒な場合は、輪になった糸の一か所を切って使って行く方法が簡単です。
かせを解いて、結び目の部分を起点に伸ばしておきます。この状態で、切った時に糸がばらけてしまわないように途中を紙などで巻いておきます。
そこまで出来たら、あとは結び目の側をはさみで切って準備完了です。
また、切った方ではなく、輪になったままの側から引き出して使って行きます。
この方法は準備は簡単なのですが、個人的には刺し子糸が増えてくると収納に困ったり、使いたい長さで糸を取れないので無駄が多く感じたりであまり合わなかったのですぐにやめてしまいました。
元から巻いてある刺し子糸もある
大抵の刺し子糸はかせ状で売られているので準備が必要なのですが、中には元から使いやすいように巻いてある刺し子糸というのも少数ながら存在します。
ダルマのカード巻きタイプの刺し子糸や、COSMOのhidamariなどがこの条件に該当します。
刺し子の○本取りってどう考えるの?
刺し子糸は一般的な刺繍糸などとは違い、糸を解さずにそのまま使って行きます。
よって、解さない糸をそのまま使った状態が一本取りです。太い線表現をする為に、2本取りで使用されることもあります。
まとめ
- 刺し子糸は巻いて使うのが一番おすすめ
- 簡単なのは輪の一か所を切って使う方法
- 準備が面倒なら初めから巻いてある刺し子糸を買うのも一つの手
- 刺し子糸は解さずにそのまま使う!